今日も推しの顔がいい

好きな俳優さんや舞台の話をする。と思う。この間fan-ilyになりました。木村達成さんのFCにも入りました。

木村達成さんのコンサートに行ったおたくの一日

2023年12月、3回目の東京日帰り遠征!あと数日で仕事納めだってのによく有給取れたな私!!
先週のお渡し会で木村達成さんを生で見たばかりなんだけど、日帰りで21日のニーアタにお邪魔しました。初めてのニーアタ(正式名称は「Alpabet Knee Attack Vol.2」)。初めてのヒューリックホール東京。そして買い替え後、初めて使う防振双眼鏡。というかまさか2023年の現場納めが木村達成さんのコンサートになるなんて、自分でもびっくりしています。人生何があるか本当にわからないものですね…スリルミーに人生を狂わされた2023年でした…。
さて、ここからはニーアタの話というより前回同様ただのおたくの行動記録です。セトリなんて覚えてない。楽しかったことと木村達成さんのお顔がいいことしか記憶にありません。

おたく、始発の新幹線に乗る

デジャヴ。今月3回目。通勤でもしてんのか???というか3回目ともなると若干慣れてきて、朝の準備に無駄がなくなりました。服はもちろんのこと、メイク道具も使う順番に並べておけば探す時間省けるもんだね…アイシャドウ何色にするかなんて夜に決めておけばいいことじゃん…。とはいっても始発なので、時間の余裕があるのかというとそういうことではない。日の出前に起きて、パジャマに洗顔料の泡をつけたりしながら準備をしました。チケットは持った。クレカとチャージ済みのICカードも持った。ウォークマンとイヤホンも持った。電池を入れた防振双眼鏡も持ってきた。よし、今度こそ忘れ物のない遠征ができるんじゃないのか私。
平日ということもあって空いている車内で「傲慢と善良」という小説を読みながら東京へ向かいました。読み終わってから、現場前に読む小説ではなかったかもしれないなと思った。

おたく、ヒューリックホール東京に向かう

グッズ買いたいのでちょっと早めに会場に行きたかったけど、腹が減っては戦はできぬ。東京駅で軽くご飯を食べて、乗り換え苦手な方向音痴は歩いてヒューリックホール東京へ向かいました。ていうかヒューリックホール東京って有楽町マリオンの中にあるんですね…ちゃんと調べたはずなのに東京ついて地図見て初めて知った…。ただそもそも有楽町マリオンに行ったことがないので、知ったところで何かの足しになるわけではないんだけども!(笑)大丸とは逆方向っていう強い気持ちを持って、12時20分に東京駅を出発した。初めて行くといっても帝劇とかクリエには何度も行っているので有楽町とか日比谷付近はなんとなくわかるし、ヒューリックホール東京も楽勝でしょ!って思ったんだけど普通に迷った。有楽町マリオンどこ。ていうかどれ。と思ったら自分が思っているのと1本ずれた道を歩いていた。危うく通り過ぎるところだった。なんとか有楽町マリオンには着いたんだけど開場まで時間があったので向かいのマルイでうろうろして、LUSHでネイルクリーム買って荷物を増やすバカ。いやまあそんなに大きい物じゃないけど紙袋ってかさばるんだよね…なんで終演後にしなかったかね…。ちなみにLUSHの店員さんが昨日入ってきたばかりなんですよ~って教えてくれて、心の中でニーアタに合わせて入荷したのか…って思いました(そんなことはない)。で、ここまで散々「有楽町マリオン初めて行く」「有楽町マリオン行ったことない」って書いたけど、中に入ったらなんか既視感があって不思議だった。はじめましてなはずなのになんか来たことある気がする…本物のデジャヴ…って思いながら11階に行って気づいた。来たことあるわ、ここ。正確に言うと下の階の映画館に来たことがあって、建物の中うろちょろした覚えがある。それなのに辿り着けない気づかないって一体どういうことよ…自分の記憶力の悪さにちょっと引いた…。

おたく、ニーアタを見る

踊り場に飾られていたお花を撮って、並んでグッズを買って、開演前の楽しいアナウンスを聞きながら防振双眼鏡を準備して待つこと数分。オレンジのシャツに白いズボンの木村達成さん登場。↓のお衣装です。

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防振双眼鏡のピントを合わせながら、わ~~~~~たちゅなり今日もお顔がいいね~~~~!!!と心の中で叫ぶおたく。いやそれにしても顔がいい。数日前に目の前で見たはずなのに新鮮にお顔がいい(?)。あとなんかめちゃくちゃ細い。腰が薄い。お尻ちっちゃい。この細い体のどこからあんな伸びやかな声が出るんや…って思っていると突如始まる「リンダリンダ」。ぴょんぴょん跳ねて動き回りながら歌う木村達成さんを見ながら、推しが元気なこと以上の幸せってねぇな…と思いました。あと、普通スポットライト浴びると人の顔って白飛びして薄くなるじゃないですか。だから舞台メイクって基本濃いんだけど、木村達成さんの顔はスポットライトを浴びても薄くならん。ちゃんと濃い。そして本当に歌が上手い。いや知ってたけど!!知ってたけどさ!!!個人的に「First Love」は推しに歌ってほしい曲トップ3に入るので、聴きながら防振双眼鏡を握る手に力が入ってしまった。あと「It's My Life」も色んなものがちらついたけど、はちゃめちゃかっこよかった!もっと英語の曲歌ってください木村達成さん。ちなみに私は野球おたくでもあるので、きんに君より誰かしらの登場曲のイメージが強い。
合間のMCでリクエスト曲の話になって、BIGINとかミスチルとか歌ってくれて盛り上がっていたら、突如始まるスリルミー。スリルミーに狂ってるおたくなので、一気にスリルミーが見たくなった。スリルミー見たいよう…って内心べそべそしてた。木村達成さんの「死にたくない」を聞いて、配役逆にしてやろうよ…ってやっぱりべそべそした。ていうかリクエストが多かったって話の流れで「スリルミー好きだよねぇ~!」っておたくに向かって言ってたけど、それはあなたがあんなスリルミーを生み出したからでしょ!!!責任取って!!!!って気持ちになった。おたくがこんなにもスリルミーに狂っているのはどう考えても木村私のせいだよ…。
そして後半戦に入ると黒い衣装になって客席に登場する木村達成さん。↓のお衣装。
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どう表現するのが適切かはわからないんだけど、普通に歌ってるときの木村達成さんとミュージカル曲歌ってるときの木村達成さんの顔が全然違ってびっくりした。長い舞台の中から1曲だけ切り取った形なのに、それでもあんな風に歌えるんだって驚きすぎて口開いてた。マスクしてるからバレてないけど。あれだけの人数がいる場の空気を自分の持って行きたい方へコントロールする力って、一朝一夕で身につくものじゃないというか、もはや天性のものだよなぁって「僕にピアノが聞こえないなら」を聴きながら思いました。そして本編ラストの「何故愛せないの」を聴いて、これからも木村達成という人間がありのまま生きられますように、そしてそのありのままの木村達成がたくさんの人に愛されますように、と願い出す重たいおたく。
それにしてもふかふかの椅子に座って防振双眼鏡でいいお顔を堪能しながら木村達成さんの歌を聴くって最高の娯楽。米米CLUBが木村達成さんの声にめちゃくちゃ合うという有益情報も得ることができましたしね!!!

おたく、帰りの新幹線に乗る

とても良質なエンタメを摂取したな~って思いながら向かったのは三省堂書店。行きの新幹線で持ってきた本を読み切ってしまったので、「青空と逃げる」と「琥珀の夏」を買いました。お気づきのとおり作者買いです。少し重くなったバッグとともに新幹線の時間まで東京駅の中でお土産買ったりコンビニ寄ったりうろうろしていたら、しっかり迷子になった。時間に余裕があったので大丈夫ではあったけどちょっと焦ったし、なんか気づいたら大丸の中にいて摩訶不思議。
そんな感じでようやく忘れ物のない遠征ができました!3度目の正直!初めてのニーアタはとても楽しかったし、個人的には知らない歌が1つもなくて選曲上手だな~と思いました。100分聴いてても全然飽きなかった。沼に落ちたばかりのおたくが毎年やってくれ~~~って思っているんだから、今まで木村達成さんを応援してきたおたくたちは一生やってくれ~~~~~って思っているのではないでしょうか。歌の上手い推しが歌うことを好きでいてくれて、その上おたくに聴かせる場があるって、決して当たり前のことじゃない。そしてそれを聴きたいおたくがたくさんいるんだから、木村達成さんのコンサートなんていいことしかないじゃん。全員Winじゃん。
あと、これは先週のお渡し会のときも思ったし、MCのときに自分の印象(みたいな質問だったけど覚えてないごめん)を「怖い」って言っていたことにも通ずるかもしれないけど、木村達成という俳優のことをちゃんと知ろうとするまで、おたくに対してこんなに優しい顔する人だって私は知らなかった。もっとなんかツンツンしているイメージだったし、おたくのことは自分の後ろを勝手についてきてるやつらとして認識していると思っていた。なんでそう思っていたのかは自分でもちょっとよくわからないんだけど。もちろんファンクラブに入って色んなものを見聞きして本人から発せられる言葉を受け取って、ってしていくうちにそのイメージは早々に崩れたわけですが、それでもお渡し会のときにすごく穏やかな顔でおたくの背中に手を振っているのを見たときにはやべぇ沼だなとはっきり思った。そして今回のニーアタでも、ファンに伝えたいことは?っていう質問にぽろっと零れ落ちるように「ありがとう」って言ったり、俺走るの早いからちゃんとついてきて的なことを言ったり、表舞台に立つ人間だから当たり前といえば当たり前なんだけど、おたくに応援されることを嬉しいことだと思っていてくれるんだなぁ、って。自分の後ろを必死についてくるおたくを好ましく思っていてくれるんだなと、なんだか嬉しくなった。なんか面倒くさくてとんでもない男を好きになっちゃったな~~~~~~沼の底あんのか~~~~~~~?????って思いながら新幹線でむき甘栗を食べました。

ということで、木村達成さんもおたくたちもニーアタお疲れさまでした!とても素敵な現場納めになりました!30歳の木村達成さんにも各方面でたくさん活躍していただいて、そのお姿をどうか下々の者にも拝させてくださいませ。ところで木村達成さんのカバーアルバムはなんでこの世に存在してないの??????