今日も推しの顔がいい

好きな俳優さんや舞台の話をする。と思う。この間fan-ilyになりました。木村達成さんのFCにも入りました。

前田公輝さんの単独LIVE「DÉFI」に行ってきた話

もうすぐ2月になるけどあけましておめでとうございます!!昨年の現場納めが木村達成さんで、今年の現場始めは前田公輝さんでした。何度も何度も言うけどさ、スリルミーに人生狂わされすぎなのよ。2023年秋からの出費がすごいのなんのって。
とは言っても推しを見たいという気持ちは止められるものではないので、1月21日に前田公輝さんの単独ライブ「DÉFI」にお邪魔してきました。初川崎な上にがっつりオールスタンディングは初めて。色んな意味で右も左もわからず、やっぱり前田公輝さんの歌はちゃめちゃ好きだな~~~~~と思っているうちに地元帰ってきてた。そんな現場始めドタバタ遠征も記録として書き残しておきます。

おたく、飛行機に乗る

今回は1泊するので飛行機!!遠征するぞって感じがするので飛行機に乗るのは大好きです。空港でうろちょろするのも好き。いつもはばかでかスーツケースで遠征するんですが、今回は他の予定もなかったので、ボストンバッグ1つでなんとかなった。なので川崎に着いたらそのままランチに行こうと思って、レストランもしっかり予約していたんだけど、保安検査所通過前に20分の遅延決定。なんでやねん。るんるんで空港に行ったのに出鼻を挫かれるおたく。まあでも20分ならなんとかランチの予約にも間に合うな~って思ってたんだけど、結局出発は40分遅れ。天気が悪かったこともあり到着も40分遅れだった。この時点でどう頑張っても予約時間にお店に到着するのは不可能だったけど、30分以上遅れた場合は待ってるお客さんを〜って書いてあったから、まだ何とかなると思って汗だくになりながら川崎へ向かった。

おたく、川崎を歩く

京急川崎駅に到着した方向音痴おたく、早速迷う。迷うというか思い切り駅の反対側に向かって歩こうとして、でも目印になるはずのものが見えなくて3秒で引き返した。駅の地図とmapfanを見比べて「いや真逆!!!」ってセルフツッコミした。幸い、駅からほど近いレストランだったので無事30分以内について美味しいランチをいただきました。それにしても傘が邪魔。
次の目的地はホテル。駅近のわかりやすいところにしたので余裕だろって思ってたら、建物は発見できたのに入口が見つからなくて詰む。ど、どこから入ればええんや…。まあこれもぐるぐる歩いていたら建物の中に迷い込んで、なんとかチェックインできたのでよし。
最大の難関はsupernova川崎、お前だ。ホテルからの向かい方がわからなすぎて、川崎駅直結って書いてあったからとりあえず川崎駅に行った。めちゃくちゃ遠回りした自覚はある。そこからは公式サイトにあった動画を見ながらひたすらそのとおりに進んで、途中からは明らかに同じところへ向かっているおたくたちの波に乗ってたどり着いた。だがしかしどこが入り口なんだsupernova川崎。どこでタオルを売っているんだsupernova川崎。とりあえず人の波についていくとタオルは買えたし入場列に並ぶこともできた。でも今振り返ってもなんか建物の全体像みたいなのはよくわかんなかったし、方向音痴おたくは周りとの位置関係もいまいちよくわからなかった。

おたく、入場する

オールスタンディング経験者の友人からは「プレボもドリンクの引き換えも後回し。帰るときでいい。ロッカーはタイムロスになるから使わない想定で行け。そんなことよりさっさと会場入って立ち位置確保しろ」と口酸っぱく言われていたので、ドリンク引き換え用のコインをもらったら脇目も振らず会場に入った。背はそんなに低い方じゃないので真ん中ら辺でも埋もれることはないだろうと思って、若干下手寄りに陣取った。この時点で16時15分くらいだったかな。何を隠そう、ここからが大変だった。膝と腰が死ぬ。もう10代の若者ではないので、とにかく膝と腰が痛かった。身軽であれば歩くことは嫌いなタイプではないんですけど、開演までの数十分ただひらすら立って待つのがつらかった。あとドコモは電波死んでたのもつらかった。何もできなすぎて超絶暇。途中で一回、ホテル戻って横になりたい…って本気で思いました。これ書いている今もまだ腰が痛いし足の疲れが取れないでいる。回復力の衰えがひどい。

おたく、前田公輝さんの歌を聴く

17時を少し過ぎた頃、ステージ下手から現れる陽気な顔のいいお兄さん。なんかお洋服がすけすけのきらきら!めちゃくちゃライブって感じがする!!一番最初が超陽気なディズニー曲だったので、もしかしてこの勢いのまま行くんか…?って色々と心配になったけど、もちろんそんなことはなかった。2曲目にはウルフルズをしっとりと歌い、3曲目は「Butter-Fly」をノリノリで歌って、ジェットコースターみたいなライブだなって序盤で思った。めちゃくちゃ楽しいけど、おたくたち若干挙動不審。
個人的には「歌うたいのバラッド」を推しに歌ってほしい委員会の人間なので、公輝くんが歌い出した瞬間に崩れ落ちそうになった。どの曲も本当によかったし、公輝くんの声に合っていて素敵だったんだけど、これは反則です。心の準備ができていないおたくの前で「歌うたいのバラッド」は歌っちゃだめ。倒れなかった私偉い。
あと、これは本気でちょっと泣いたんだけど…まさかオールスタンディングライブで「スポーツカー」を聴けるとは思わないじゃん。すごい聴きたかったしすごい嬉しかったけど、オールスタンディングライブでの「スポーツカー」は新しすぎて震えた。やったあああああああ!!!って内心ガッツポーズした直後に、え??スポーツカー弾いてもらうん????ここで?????って思った。スリルミーを知らない方には、なんであの歌にここまでおたくが熱狂しているんだって思われただろうけど、スリルミーに狂っているおたくには、子どもも車のキーも黒いコートも黒いハットも黒いマフラーも黒革の手袋も全部見えちゃうのよ…ほんとにあったもん…嘘じゃないもん…。
私が三度の飯より顔のいい男が好きってこともどちらかといえば薄い顔の方が好きってこともここで書いているんですけど(木村達成さんは例外of例外)、実は楽しそうにお喋りしている前田公輝さんを見ているときは元気にお喋りしてるの可愛いな~って思っていることの方が多い。顔がいいのは揺るぎない事実なんだけど、顔がいい!って思うことより、今日も元気だ~~~~その笑顔が世界を照らすんだせ~~~~~~(?)みたいなことを思っていることが多い。それが自分でもちょっと不思議で、でもまあ実際にこにこ喋ってる前田公輝さん可愛いしな…って思って今回のライブにも行ったんだけど、「歌うたいのバラッド」のイントロが流れた瞬間、顔はちゃめちゃ良!?!?!?!?!?ってびっくりした。スリルミーで初めて前田彼を見たときの感覚に似ていた。えっ!?!?!?前田公輝さん顔がいいな!?!?!?!?って新鮮に思った。それから「I LOVE YOU」まで、歌い出すたびに前田公輝さん顔がいい~~~~~って心の中で叫んでいた。トーク中とか「僕らのハーモニー」はいつも通り世界はその笑顔に照らされているんだぜ~~~~~~(?)って思っていたので、つまりどうやら私は陽気なお兄さんが影を潜めたときの前田公輝さんに弱いらしい(スリルミーで落ちたせいなのかもしれないけど)。陽の部分を消した前田公輝さん危険。はちゃめちゃ危険。皆も気を付けてね(?)。

おたく、桑山さんを知る

失礼ながら、公輝くんのライブが発表されるまで桑山さんのことを存じ上げなくて、調べたら藤田朋子さんのご主人だと判明した。マイマザーは知ってるかなと思って聞いてみたら、「たしか楽器演奏する人だよね…あとお喋りが上手で面白い感じの」って言っていて、それを聞いた私はお喋りが上手で面白いアコーディオン奏者…?と若干混乱した。顔のいい男の情報しか残らないマイマザーの記憶から、いとも簡単に顔を出す面白さって一体どういうことよ…とも思った。でも実際トークを聞いてみたらマイマザーの言っていたとおりで、桑山さんがお話されてる間ずーっと笑ってたし、おば様の話のオチが秀逸すぎた。あとね、奥様のお話をされているときに、「奥さんが吉岡里穂だったらいいんだけど~、あ、ちなみに今日来てるんですけどね(藤田朋子さんが)」って桑山さんが言った瞬間に、多分あの場にいたおたくのほとんどが「え、吉岡里穂が来てんの????」って思ったんじゃないかなwwwすぐに藤田朋子さんのことだってわかったけど、一瞬ざわっとしたよ私の周りはwww私は公輝くんのことも相当お喋りが上手な方だと思っているけど、その公輝くんが教えを乞うくらい桑山さんのトークスキルがやばかった。そして公輝くんのノリの良さに日頃から鍛えられているおたくたちと絶妙に相性がよかったと個人的には思っている。
演奏は皆さん本当にすごくて、語彙力がなさすぎるのと音楽や楽器のことに詳しくなさすぎてすごいとしか言えないんだけど、公輝くんの歌声に合わせて演奏してくださっているのが伝わってきて素敵だったしすごかったです。頭の悪い感想で申し訳ない。あとベースの方が途中ででっかいバイオリンみたいなやつ(名前わからん)弾き始めてめちゃくちゃかっこよかった。さっきまでなかった音が聴こえる…って思ったら、そのでっかいバイオリンみたいなやつがステージ上にあってびっくりした。あれどこから出てきたんや。アコーディの音を聴いたのも初めてだったけど素敵でした。小さいのに押すところがいっぱいあって、私が弾いたら指が絡まるなと思った。

おたく、会場を出る

アンコールまで無事に終わって、さあ帰りましょって思ったら腰と膝に走る激痛。骨砕けたかと思った。公輝くんを見ているときはアドレナリンが出ているので我慢できていたんだけど、終わった瞬間に波のように痛みが押し寄せてきた。笑っちゃうくらい痛いし足に力入んないしで、よたよたしながらプレゼントをプレボに突っ込み、水をもらってホテルに戻った。実はライブ後に会おうって神奈川に住んでいる友だちに誘われていたんだけど、オールスタンディングで自分の体がどういう状態になっているのか見えなかったので丁重にお断りしていたんですよね…断っててよかったね私…。

おたく、帰りの飛行機に乗る

いつもはばかでかスーツケースなのに今回はボストンバック一つで~って話を最初にしたんですけど、足腰バキバキ人間が今にもはち切れそうなボストンバックと大量のお土産を持って飛行機に乗るのはシンプルに苦行だった。スーツケースなら引っ張るだけだし、お土産だって詰め込めるのに…なんでボストンバックで来たんだ…。ちなみに帰りは遅れなかったどころか10分早く着きました。それと帰ってきてから気づいたんだけど、プレゼントと一緒に持って行こうと思ってたグミを忘れた。帰ってきてから気づくって本当どういうこと。

まあ何はともあれ、前田公輝さんの初単独ライブが無事に終わってよかったです!公輝くんもおたくたちもお疲れさまでした!!めちゃくちゃ楽しかったね~~~~!!!!
正直、チケット取ったはいいものの、オールスタンディングでちゃんと楽しめるのか私…っていう不安はずっとあったんですよね。人混みもそんなに得意じゃないし、特別足腰が強いわけでもぴちぴちギャル(死語)でもないし、疲れて全然楽しめない…なんてことになるんじゃないかと危惧していた。まあ実際に膝と腰は使い物にならなくなったんですけど、ライブ自体はびっくりするくらい楽しかった。というかライブの途中で、痛いとか疲れたとか思う暇がなかった。公輝くんは一曲一曲をとても大事に丁寧に歌われていて、私は曲が終わるたびに映画を一本見たような心地いい疲労感を味わっていて、他のことを考える余裕なんて1ミリもなかった。まるで己の命を削るように歌う公輝くんを見るのに必死で、歌詞にも音にも乗らない何かを訴えかけるような公輝くんの声を拾うのに必死で、ときにはリズムに乗るのも忘れてただ突っ立っていた。今回は前田公輝さんのソロライブだから何の役も通さずにステージに立っているはずなのに、指先が白くなるほどきつくマイクを握りしめる公輝くんの顔は、公輝くんだけど公輝くんじゃないような、その後ろの公輝くんのものじゃない何かが見えるようだったな、と思う。
スリルミーのときからなんだけど、そもそも前田公輝っていう俳優は演じる役のバックボーンを透けて見えるようにするのが上手というか、なんであのシーンでああ演じたんだろうっていう疑問が残らない、残さない役者さんなんだなって印象を持っていた。そして今回の単独ライブを見て、ああそれは歌でも発揮されるんだな、と感じた。どこにいても自分の体一つで戦える役者さんなんだなと思ったし、そういうところが好きだなって思いました。どうかこれからも公輝くんが歌のお仕事にたくさん携わってくれますように。とりあえずスリルミーの続投は決定事項でよろしくお願いしますね!!!!!!

ちなみにこれは撮影タイムで私が撮った前田公輝さんです。画面を見る余裕がなかったので、たくさん撮ったのにお見せできる写真が少なすぎるという失態。